女性の淋病（淋菌感染症）の症状や感染経路、検査方法をまとめました

淋病（淋菌感染症）は、クラミジアに次いで感染者数の多い性病です。10代後半から30代に多く見られ、次のような特徴があります。

女性はおりものが多くなるものの、痛みを感じることが少ないです。早期検査が重要なのはもちろん、クラミジアの同時検査も必須とされています。

女性の淋病の症状

女性が淋病に感染しても80％は無症状です。

症状が出る場合は次のようなケースがあります。

感染してから症状が出るまで：2～7日程度　治療期間：最低1週間

無症状なので放置するケースが多いです。感染に気付かないまま放置していて、気付かないうちにパートナーの男性に移してしまうこともあります。

無症状のまま経過すると感染が広がり、卵管炎や卵巣炎、骨盤腹膜炎になってしまいます。そして妊娠・出産にも関係してきます。

妊婦さんは妊娠初期に性感染症検査を行いますが、その時に淋病感染が分かることも多いです。

近年はオーラルセックス（フェラチオ）が一般的になりました。パートナーとのセックスでコンドームを使っていても、フェラチオ時にはコンドーム無しのことが多いです。

そのため、淋菌がのどに感染するケースが多いです。女性はのどに感染しても無症状が多いため、無症状のまま時間が経ってしまうことがあります。

淋菌感染者のうち、2～3割はクラミジアにも同時に感染しています。

クラミジアと淋病は感染経路がほぼ同じで、女性はどちらも無症状のことが多いという共通点があります。どちらに感染しても気づきにくいので、どちらも無症状のまま放置してしまうことがあります。

疑わしい行為があれば、淋病・クラミジアだけでも検査しておくことをおすすめします。フェラチオやディープキスをしていれば喉に感染している可能性もあるため、同時にのど検査も受けておきましょう。

淋病・クラミジアの検査をできるのは下記のような場所です。

病院やクリニックで保険が適用されるのは、「明確な症状があって検査や治療が必要な場合」です。検査だけが目的なら費用は100%自己負担となります。

郵送の検査キットなら、病院やクリニックで100%自己負担の検査を受けるよりも圧倒的に安くなります。検査は登録衛生検査所で行うため、検査精度については検査キット・病院・性病クリニックのどれでも高精度の検査を行えます。

性病感染の経緯を医師や看護師に説明しなくてよいので、恥ずかしい思いをせずに検査だけを受けられます。

淋病とクラミジアは同時感染率が高いため、淋病単体での検査よりも「淋菌＋クラミジア」「淋菌＋クラミジア＋のど検査」をおすすめします。

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