性病には「潜伏期間」と「検査可能日の目安」があります。
潜伏期間 | 感染から発症するまでの期間 |
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検査可能日の目安 | 感染から正確な検査結果が可能となるまでの期間 |
性病は感染すればすぐに症状が出るわけではありません。なかには1年以上無症状のままのケースもあります。
病気ごとに潜伏期間や検査可能日までの期間が異なるので、性行為からどのくらいの期間で検査できるかをまとめました。
病名 | 潜伏期間 | 検査可能までの目安 |
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クラミジア | 1週間~3週間 | 2日~3日 |
喉のクラミジア | 1週間~ | 2日~3日 |
淋病 | 男性:2~4日
女性:1~3週間 |
2日~3日 |
喉の淋病 | 2日~ | 2日~3日 |
梅毒 | 1~13週間 | 1カ月~2カ月 |
膣トリコモナス症 | 数日~数週間 | 2日~3日 |
HIV | 10年~ | 2カ月 |
性器カンジダ症 | 1日~1週間 | 発症後すぐに可 |
性器ヘルペス | 2日~10日 | 発症後すぐに可 |
ケジラミ | 約1ヶ月 | 発症後すぐに可 |
尖圭コンジローマ | 1ヶ月~6カ月 | 発症後すぐに可 |
A型肝炎 | 2~6週間 | 発症後すぐに可 |
B型肝炎 | 1ヶ月~6カ月 | 2カ月 |
C型肝炎 | 2週間~6か月 | 2カ月 |
ハッキリした症状が出たらすぐに病院へ行きましょう。検査可能までの目安はあくまでも「目安」です。
検査キットを使って自分で検査している間に進行してしまい、治療が長引く可能性があります。
潜伏期間がある理由
人間の体には免疫機能があり、たとえウイルスが体内に侵入しても簡単に増殖させません。病原体が発症できる数に増殖するまで時間がかかります。
「病原体が発症できる数になるまでの期間=潜伏期間」です。
検査可能になるまで一定期間かかる理由
多くの検査ではDNA検査や抗体検査が行われます。
DNA検査では病原体のDNAを検出しますが、ある程度増殖していなければ検査できません。
抗体検査は、病原体に対する抗体(免疫機能によって排除する時に作られるもの)を検出します。検査に必要な数の抗体が体内に作られるまでの期間が必要です。
こんな理由から、病気が発症する前でも検査可能になるケースが多いです。
参考
・https://www.takuhai-doctor.jp/std/incubationperiod(宅配ドクター)